「休むと筋肉が落ちる」という不安は、多くのトレーニーが持っています。1週間休んだだけで、今まで積み上げたものが崩れてしまうのではないか。その不安は理解できます。でも、運動生理学的には、1週間の意図的な休息はパフォーマンスを下げません。むしろ、多くの場合は上げます。
超回復という概念の誤解 ¶
「超回復」という言葉は日本語圏でよく使われますが、実際の運動生理学では少し違うニュアンスで使われます。トレーニングによって筋繊維に微細な損傷が生じ、それが修復される過程で筋肉は強くなる。この修復には48〜72時間かかります。週に5〜6日高強度トレーニングを続けると、修復が追いつかなくなります。
オーバートレーニングの初期症状 ¶
オーバートレーニングは突然来ません。最初のサインは「なんとなく身体が重い」「いつもより眠い」「やる気が出ない」という感覚です。これを「気合いが足りない」と解釈して追い込み続けると、本格的なオーバートレーニング症候群に至ることがあります。Infinity Oakdaleでは月次レビューでこのサインを早期に拾うようにしています。
リカバリーウィークに何をするか ¶
完全に何もしないのが正解ではありません。軽い散歩(30分程度)、ストレッチ、十分な睡眠(7〜9時間)、水分補給。これだけで十分です。Infinity Oakdaleのリカバリーウィーク(7月20〜24日)では、自宅でできる20分のモビリティルーティン動画を配信します。これ以上のことはしなくていい。
休んだ後の感覚を信じる ¶
リカバリーウィーク明けに「身体が軽い」「動きがスムーズ」と感じる会員が多いです。これは気のせいではなく、神経系の疲労が回復したサインです。昨年のリカバリーウィーク後、会員のDaniel R.は3ヶ月ぶりにデッドリフトの自己記録を更新しました。休むことは、弱さではありません。
リカバリーの組み込み方は、個人の状況によって変わります。まずよくある疑問を読んでみるか、直接話しかけてみてください。